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help リーダーに追加 RSS ゼルギウス将軍の一番長い日62

<<   作成日時 : 2008/02/26 22:03   >>

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ガヴェインとエルナの導きにより、夢から目覚めるゼルギウス。
夢からさめた彼が最初に見たものは、金の瞳の少女の姿……


『ゼルギウス将軍の一番長い日62 英雄群舞 第28幕 〜魂の片割れ〜』

「ゼルギウス・・・起きて・・・ゼルギウス・・・。」
 サナキはゼルギウスの手を握り、必死に呼びかけていた。
 自分の浅はかな行動のせいで傷つき、倒れた騎士の名を。
 ライブはかけた。血も止まった。
 なのに、目を開けないゼルギウス。
 ドレインの言葉がはっきりと聞こえてくる。

『いつか、あなたの命でゼルギウス将軍は死にましょう。』  

(私が・・・ゼルギウスを傷つけたんだ・・・・。
 私のせいで・・・・私のせいで・・・・ゼルギウスが死ぬ・・・。)
 奪ってしまった・・・。自分の手で、大切な者の命を・・・。
「やだぁ・・・。目を・・・目をあけて・・・。
 私は・・・ゼルギウスを殺したくない・・・・。」 
 サナキが涙を流す。
 その涙は、神使としての涙でも、皇帝としての涙でもない。
 ただの一人の少女としての涙。

 その時、サナキの手を中で微かに何かが動くような感触があった。
「ん・・・・。」
 ゼルギウスの口から小さな声が聞こえる。
「ゼルギウス!!」
 サナキがゼルギウスの手をしっかりと握った。
「キル・・・シュ・・・。」
 ゼルギウスが自分の名を呼んでいる。
「ゼルギウス!!ここじゃ!!私はここにおる!!
 戻って・・・戻ってきて!!ゼルギウス!!」
 サナキの手が暖かな手で握られる。
「キルシュ・・・・サナキ・・・様・・・・。」
 ゼルギウスの目が開いた。
「ゼル・・・ギウス・・・・。」
 サナキはじっとゼルギウスの瞳を見つめている。
 その新緑の瞳の中に、自分の姿が映っている・・・。
 今まで、それは当たり前のことだと思っていた。
 それがこんなに嬉しいことだったなんて!!

「あの・・・ここは?」
 体を起こし、まだ頭が回っていない様子でゼルギウスが聞いた。
「バカ・・・どこでもいいじゃろ・・・・。」
 すると、サナキはギュ、とゼルギウスに抱きついた。
「さ・・・サナキ様!?」
 突然のサナキの抱擁に驚くゼルギウス。
 胸の中で、小さな泣き声が聞こえてくる。
「よかった・・・。ゼルギウス・・・死ななくて・・・よかった・・・。うぐぅっ・・・えっく・・・えっ・・・。」
「まったく・・・泣かないで下さいよ・・・。」
 そう言いつつも、どことなく嬉しそうな表情をしている。
 無事にサナキのもとへ帰ってこれたこと。
 サナキが自分の為に涙を流していることが嬉しくてたまらない。
 そして、ゼルギウスはサナキの小さな体を抱きしめた。
「サナキ様・・・。」
 かつてサナキがしてくれたよう、優しく、自分の温もりを与えるように。
「ゼルギウス・・・。」
 サナキも、ゼルギウスの温もりを逃さぬように抱きしめる。


 何故だろう・・・この人を抱きしめていると、欠けていた心が満たされていく・・・。
 この人は私の・・・魂の片割れ・・・。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何よりも、抱きしめ合うのが似合う二人。
それが、私の中にある、ゼルギウス×サナキのイメージです。
まず、その体格差に萌え!!
ちっちゃなサナキ様を抱っこする、おっきなゼルギウス〜。
サナキ様を壊さないように、優しく抱きしめていることでしょう!!
二人とも、相手を抱きしめているつもりで、自分が抱きしめてもらっているんだなぁと、妄想しておりますw
二人が抱きしめあってる絵を妄想するだけで、白米3杯はいけます!!

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